倉敷市真備町で、郷土の文化財に触れて学ぶ歴史巡りと散策を楽しむイベントが行われました。
「真備歴史巡りと散策」は、男女共同参画社会を目指して活動する「フォーラム2000まび」が主催し、毎年春と秋に開かれているものです。今回は、倉敷市真備町をはじめ、矢掛町や笠岡市などから23人が集まり、井原線の備中呉妹駅を出発して、真言宗のお寺「照寂院(しょうじゃくいん)」を訪ねました。生憎の雨模様の中、参加者は、傘をさして約1・5キロの道のりを歩いていきました。倉敷市真備町妹(せ)にある照寂院は、真言宗御室派の寺院で、明治13年に現在の地に移転しています。それまでは、矢掛町の鷲峰山(じゅぶうざん)にあった備中地方山岳仏教の中心寺院、捧澤寺(ぼうたくじ)の末寺でした。歴史巡りの参加者は、元倉敷翠松高校の校長で照寂院住職岸越(きしごえ) 秀明(しゅうみょう)さんに境内を案内してもらったあと阿弥陀如来を祀る本堂で、照寂院の歴史について説明してもらいました。「フォーラム2000まび」では、真備町の歴史や郷土の文化財について触れる機会と健康づくりに役立てもらいたいとこのイベントを行っています。
【インタビュー】フォーラム2000まび・土屋 瞳代表




