エネルギー・環境問題に取り組んでいる県立水島工業高校の生徒は、学習成果を発表する活動として西阿知小学校で、環境学習授業を行いました。
倉敷市立西阿知小学校の4年生147人に環境学習授業を行ったのは、水島工業高校工業化学科の3年生4人です。授業のテーマは、「地球温暖化対策」。温暖化の要因の一つである二酸化炭素の排出量を減らすための方策について解説しました。平成15年からエネルギー教育実践校として環境問題に取り組んでいる水工では、ガソリンの代わりに水素で走る自動車「メシア」という名前の燃料電池カーを製造しています。授業では、CО2を全く出さない燃料電池カーに児童たちが代わる代わる乗り込み乗り心地やスピード感などを体験しました。児童たちは、ゆっくりしたスピードながらも静かに走る燃料電池カーを実際に体験し、環境問題への関心を深めた様子でした。




