JR吉備線が、11月15日に、開業110周年を迎えるにあたり、総社市まちかど郷土館では、吉備線110周年記念展が開かれています。
吉備線は、総社市と岡山市を発着点とし、沿線の10の駅を要するJR西日本の鉄道路線です。明治37年(1904年)の11月15日に中国鉄道、現在の中鉄バスが吉備線として開通させた路線です。開業当初は、高梁川の舟運と接続する総社市井尻野の湛井駅が終点でしたが、伯備線の開通により東総社駅から総社駅までの路線変更を経て、現在に至ります。開業110周年祝う記念展では、中国鉄道時代に走ったSLをはじめ、国鉄時代から継承されたキハ40形、キハ120形などの気動車両やかつての沿線駅舎などを写した写真が展示されています。また、中国鉄道の総社駅舎に使われていた鬼瓦や吉備線の車両で実際に使用されていた行き先プレートなど鉄道にまつわるコレクションなど約250点が展示されています。吉備線開業110周年記念展は11月30日まで総社市総社のまちかど郷土館で開かれています。
【インタビュー】総社市まちかど郷土館・浅野智英館長




