今年7月に発生した女児連れ去り事件を受けて、倉敷警察署は子どもの安全確保を目的とした緊急の地域ミーティングを開催しました。
倉敷警察署に集まったのは倉敷警察署管内の小学校校長やPTA会長、地域安全推進員協議会の会長などおよそ70人です。倉敷警察署の北村豊署長は「7月の女児誘拐・監禁事件では市民の協力で女児の発見保護、犯人検挙ができた。安心安全のまちづくりに向けて地域ぐるみの活動をお願いしたい」と挨拶しました。
続いて、倉敷警察署管内の不審者情報について、生活安全課の清水孝次課長から「平日の下校時間帯に女の子が一人で行動している状況が不審者に狙われやすい」と説明があり、この後、6つのグループに分かれて「子どもの安全確保に関する課題」など4つのテーマで話し合いました。出席者は「ボランティアの人材をいかに増やしていくか」「見守り活動ボランティアの服装を統一した方が子どもにわかりやすいのでは」など予定時間を延長して活発に意見が交わしました。
倉敷警察署では、今後も半年から1年に1度の割合で地域ミーティングを開き、情報交換や連携強化を図っていきます。




