倉敷市在住の新鋭芸術家たちの作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
今回の新鋭芸術家は、倉敷市酒津の陶芸家武内立爾さんと、倉敷市水島の洋画家高橋信子さんです。赤と青の大胆な色使いが目を引く武内さんの作品は、20年前から最近の作品までおよそ80点が展示されています。初期の頃は白地に赤や青の色をつけたものが多いのに対し、近年の作品は黒を取り入れ迫力のある作品に仕上げるなど変化を見ることができます。洋画家高橋信子さんの作品は、独特の背景と人物を組み合わせていて、油絵の具でまるで日本画のような淡い色合いを出しています。高橋さんも、10年ほど前の作品を展示していて油絵独特の壁画のような仕上がりから、水彩画のような仕上がりへと変化しています。「倉敷新鋭作家選抜美術展」は、今月20日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




