厄除けの寺として知られる倉敷市児島由加の瑜伽山蓮台寺で年に一度の大祭火渡り「厄除不動大祭」が営まれました。
「瑜伽大権現」を祀る真言宗御室派の寺、蓮台寺の「厄除不動大祭」では、駐車場の石仏大不動尊の前に柴の大壇が組み上げられ、蓮台寺の佐伯増恒住職をはじめ、僧侶や山伏など約50人によって柴灯大護摩供養が営まれました。般若心経を唱え、錫杖を打ち鳴らす中、燃えさかる護摩壇に護摩木が投げ入れられ参拝者のさまざまな願いを祈りました。このあと火渡りの荒行が行われ、火がくすぶる中、素足で歩き、厄を落としながら無病息災を祈願しました。なお、厄除不動大祭に合わせ客殿では、大きな茶わんで抹茶を振る舞う大茶盛の茶席が設けられたほか総本殿では、金管五重奏による奉納演奏が行われました。




