今月亡くなられた日本画家の平山郁夫さんを追悼する墨彩画展が、総社市総合文化センター市民ギャラリーで開催されています。
平山郁夫さんは日本美術院の理事長を務めるなど現代日本画壇の第一人者として知られています。今回の平山郁夫さんの追悼墨彩画展は総社市が平山さんの功績を称えるとともに感謝の気持ちを込めて開催しました。展示しているのは総社市文化振興財団が所有する平山さんの日本画２点と平山さんが審査員長を務めた「雪舟の里総社 墨彩画公募展」の歴代の上位入賞作品です。平山さんは平成に入ってから吉備路を何度か訪れ、「日本の在りし日の原点を感じることができる」とこの地域の良さを表現し、国分寺周辺を描いています。「雪舟の里総社 墨彩画公募展」では審査員長を務め、この公募展を若手画家の登竜門と呼ばれるまでに育ててきました。こうした功績を称え、今回の追悼展示では記帳所も設けられました。記帳された芳名帳は東京で開かれる平山さんのお別れ会か自宅へ届けられます。
平山郁夫さんを追悼する墨彩画展は２３日水曜日まで総社市総合文化センター市民ギャラリーで開かれています。
