息子に成りすましてお金を振り込ませる特殊詐欺被害を未然に防止したとして、広島銀行水島支店に感謝状が贈られました。
23日に水島警察署で行われた感謝状贈呈式では、水島警察署管内
金融機関防犯協力会の槇田 聖二会長から広島銀行水島支店の宮本 啓治支店長に感謝状と盾が、窓口で対応した三宅 加奈子さん、小田 智雄課長に、感謝状が贈られました。
今月1日の午後2時30分ごろ、倉敷市内の80代の女性が広島銀行水島支店の窓口へ、預金を150万円引き出したいと訪ねてきました。
対応した三宅さんは、引き出し額が大きいため理由を尋ねたところ、
女性は、息子から、
「上司が投資でお金を使い込んでしまったので、お金を用意して欲しい」
という旨の電話があったと三宅さんに説明しました。
不審に思った三宅さんは、上司の小野課長とともに息子に連絡したところ、そのような事実はなく、その場で警察へ連絡し、被害を免れました。
水島警察署では、今後、管内の金融機関を対象に、特殊詐欺防止のための声かけ訓練を実施する予定です。




