玉野市立荘内中学校の1年生が認知症についての理解を深める講座を受けました。
認知症についての理解を深める講座は玉野市社会福祉協議会地域包括支援センターと玉野市が市内の中高生を対象に全国的に増加傾向にある認知症患者への対応ができるようにと開いています。荘内中学校では1年生150人が受講し、老化現象や認知症の症状などについて学びました。その中で「物忘れ」について食事で何を食べたのかという問いに対し一般の人の場合は、食べたものを思い出せないという体験の一部が記憶から欠落し、認知症患者の場合は食べたことを覚えていないという体験全体が記憶から欠落しているという違いについて説明していました。説明を受けたあと、寸劇を通して認知症患者への対応について生徒同士で考え、同じ質問を繰り返されても心にゆとりをもって何度も答えてあげて患者を不安にさせないことが最も重要と伝えていました。今年度、認知症について理解を深める講座は今後、玉中学校、玉野高校でも予定されています。




