地域のお年寄りに気持ちの良い新年を迎えてもらおうと、県立玉野高校の3年生が正月用のお飾りづくりをしました。
玉野高校では、地域の人への3年間の恩返しの思いを込め、毎年、3年生の有志が正月用のお飾りを手作りし、独り暮らしの高齢者へプレゼントしています。今年も3年生の有志およそ60人が柔道場に集まり、稲ワラを使ってめがね型のお飾りづくりに取り組みしました。ほとんどの生徒が、お飾りづくりが初めてということでコツがつかめず苦戦していましたが、互いに協力しながらワラをよって編んでいき、メガネ形に仕上げていました。形ができあがると、クラスごとに手作りした水引や紅白の梅の花などの飾りをつけて完成させました。出来上がったおよそ40個のお飾りは、終業式が行われる24日に、築港地区の独り暮らしの高齢者を訪ねてプレゼントするということです。




