アメリカで最も権威のある医学賞「ラスカー賞」を受賞した森和俊 京都大学教授に倉敷市は、市民栄誉賞を贈ることを決めました。
森教授は、細胞内の小胞体と呼ばれる部分に異常なタンパク質がたまったことを感知する「小胞体ストレス応答」と呼ばれる仕組みを世界で初めて発見しました。今年9月、アメリカで最も権威のある医学賞「ラスカー賞」を受賞しました。森教授は、倉敷市児島出身で倉敷青陵高校を卒業後、京都大学に進学。卒業後は、岐阜薬科大学助手、アメリカ・テキサス大学博士研究員を経て、2003年から京都大学教授に就任しました。会見した倉敷市の伊東香織市長は「倉敷市民はもとより、世界が期待する発見をした。多くの人に夢を与えた貢献は大きい」と贈呈を決めた理由を話しました。市民栄誉賞は、これまでにプロ野球 東北楽天前監督の星野仙一さんなど3人が受賞しており、森教授が4人目、スポーツ関係者以外では初となります。授与式は、11月3日(月)に倉敷市役所で行われます。また、母校の味野中学校で記念講演が開催されます。




