倉敷市本町、東町の商家などが自慢の屏風などを披露する倉敷屏風祭が今日、あすの2日間の日程で開催されています。
屏風祭は、江戸時代の文化文政の頃、町内の各家が通りに面した格子戸を外し、自慢の屏風を飾り、花を活けて訪れる人々をもてなしたといわれています。その伝統を現代に生かして復活したのが倉敷屏風祭です。今年は、倉敷市本町、東町の25軒や美観地区周辺の15件で展示が行われ、自慢の屏風や代々受け継がれてきた着物で訪れた人たちを迎えました。また、華やかに彩られた会場の一角では、倉敷商工会議所女性会が訪れた人たちをもてなしていました。郷土料理のまつり寿司や巻き寿司を販売したほか、女性会のメンバーが抹茶を振る舞い来場者の癒しの場となっていました。倉敷屏風祭は、19日(日)まで開催され、午後1時30分からは、美観地区の中橋で着物ショーのイベントなどが開催されます。




