戦争の体験を次の世代に語り継ごうと、倉敷市立新田中学校で原爆被爆体験者が当時の思いを伝えました。
原爆被爆体験者語り部の会には、新田中学校の1・2年生およそ400人が出席しました。講師を務めたのは、豊田(とよた)冨士子(ふじこ)さん84歳。16歳の時に爆心地から2km離れた女学校の校舎で被爆しましたが、九死に一生を得ました。豊田さんは、救助活動にあたる傍らで、友達の死を目の当たりにしたり、食事もままならない辛い生活をしていたことを話し、次のように呼びかけました。原爆被爆体験者語り部の会は、倉敷市が主催して毎年この時期に開いていて、11月には市内の小学校3校で行う予定です




