10年計画の子育て支援プランに取り組む倉敷市は、社会福祉審議会児童福祉専門分科会を開きこれまでの前期の反省点をまとめました。
会議には市内の保育園園長や愛育委員など児童福祉専門分科会委員18人が参加しました。倉敷市は、平成17年度から10ヵ年の計画期間で行う「倉敷よい子いっぱい育成プラン」を策定しています。今回の会議では前期の反省を行い後期となる平成22年度からの行動計画を検討しました。市は前期策定された24項目のプランのうち「家族で協力しての子育て」や「社会の一員としての自覚と責任をもつ」などを含む10項目が、「達成できていない」という厳しい評価を得ていることを報告しました。それに対し委員から「男性の育児休暇がもっととれるように支援してはどうか」や「子ども達に喫煙や飲酒禁止という当たり前のことが伝わっていないとは残念」などの意見が出ていました。市では、きょうの意見をまとめ、来年1月25日の2回目の会議で基本目標を話し合う予定です。




