倉敷市連島町西之浦の厄神社の秋祭りが11日、12日の2日間で行われ、氏子町内4つの支部の千歳楽がにぎやかに繰り出しました。
厄神社の秋祭りは、江戸時代の後期に、現在の倉敷市連島町西之浦へ本殿が移された際に、御神輿の巡行に御供をする千歳楽が作られたことに始まると言われています。300年の歴史をもつ秋祭りでは、氏子町内の西町、奥、四丁内(よちょうない)、腕(うで)の4つの支部からそれぞれ大若・小若と呼ばれる大小合わせて8基の千歳楽が繰り出し2日間で西之浦地区を15キロから20キロ曳行します。祭り初日は午後3時半に猿田毘古神社わきの串ノ山公園に8基の千歳楽が集結し、太鼓を叩き、伊勢音頭をアレンジした連島小唄」を歌いながら力強く担ぎ上げ、秋祭りを盛り上げていました。
【インタビュー】腕公民館長・大久保芳輝さん




