倉敷市中心市街地活性化協議会が開かれ、来年度から5年間で実施する第2期計画案が示されました。
会議には50人が出席し、第1期事業の総括と第2期事業計画案について説明がありました。第2期計画は平成27年4月から平成32年3月までの5年間で実施します。計画エリアは第1期計画と同じ175haで、中心部の居住人口を5年間で800人程度増やすという数値目標を新たに盛り込みました。第2期計画では、継続する35事業に加え、新規事業として16事業を掲げています。このうち、倉敷センター街にあるビオス憩いの広場が入っている倉敷まちづくりセンターと、今年閉店した旅館東町を再生整備するなど、古民家や空き店舗の再生・活用に取り組みます。倉敷物語館周辺に倉敷市が所有する二つの広場について活用策を検討するほか、倉敷の町並みや歴史について解説する「(仮称)倉敷歴史顕彰館整備事業」も計画しています。また、第1期計画から漏れていた阿知3丁目再開発事業が追加されるなど、賑わい拠点の拡大を目的としたハード事業を、積極的に盛り込んでいます。第2期計画案は、今後詳細を詰めたうえで、12月までに国に提出し、来年3月までの認定を目指します。




