心にとまった風景などをスケッチした田中浩二さんの初めての個展が総社市のカフェギャラリーで始まりました。
カフェ「珈琲と人」の2階ギャラリーで始まったスケッチ展には総社市の田中浩二さんが仕事のかたわら、7年ほど前からかきためてきた作品23点が展示されています。自転車で思いつくままに走りながら目に留まった風景を、スケッチしていくそうです。会場には、田中さんが愛用しているスケッチブックや水彩絵の具も展示されていますが、小さなバッグに入るほどコンパクトなものです。倉敷市の玉島や美観地区の風景をはじめ、今年8月に岩手や福島など三陸をひとり旅した際に描いたスケッチもあります。作品には、その時に田中さんが感じたことも書き添えてあり、やわらかい温かみのある絵とあわせて旅の思い出もつまっています。独学で始めたスケッチですが、作品を見た知人から一緒にかきたいという要望があったことから今では月に1度総社カルチャーセンターでスケッチ画講座も開いています。たなかこうじさんのぶら~りお散歩スケッチ展は7日(火)まで開かれています。




