水島剣道スポーツ少年団などが主催する雨宮旗・高田杯剣道大会が水島武道館で行われました。
大会には倉敷市内を中心に近隣の岡山市や総社市の道場から少年剣士250人が参加しました。大会名誉会長の雨宮紘一さんは「先人の意思を受け継ぎ、正々堂々と勝負してほしい」と選手を激励しました。試合は小学生以下の部から高校生の部まで学年ごとに個人戦が行われ気合の入った掛け声と竹刀がぶつかり合う音が響き渡りました。また、選手の保護者なども大勢応援に駆けつけ盛んな声援を送っていました。この大会は、昭和30年前後に当時の三菱重工から武道場を譲り受け、地域の武道復興に力を注いだ高田恵生さんと雨宮茂さんを顕彰するため毎年、開かれています。水島武道館には高田さんが残した「正しい剣道をします」といった5つの道場訓が掲げられていて、剣士たちは日々稽古に汗を流しています。




