岡山県立倉敷天城高校の普通科2年生が「震災」をテーマに取り組んできた課題研究の成果を発表しました。
普通科2年生200人が、1班4人から6人に分かれて具体的な研究テーマを決め、1枚の模造紙にその結果をまとめました。建築様式の移り変わりと地震の被害の大きさを検証したものや、震災の復興ソングと応援ソングでどのように感情が違うかなど、高校生らしい視点の研究が並びます。津波から走って逃げるためにはどれだけ離れていればいいのかを研究したグループは、計算式を使って約73kmという答えを弾き出しました。また、非常食のカンパンや缶詰を使って3食分のレシピを考えたグループもありました。普通科の1年生と理数科の2年生も参加し、先輩や同級生の発表を真剣に聞いていました。文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されている倉敷天城高校では、総合的な学習の時間を使って課題研究に取り組んでいて、今年は、修学旅行で東北地方を訪れたことを踏まえて「震災」をテーマに展開したということです。




