里山資本主義の提言で知られる日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんが、17日、岡山市内で県内の中小企業の経営者を対象に講演しました。
講演した藻谷さんは地域振興や人口の成熟問題に関し精力的に研究や講演を行っていて、里山を活用すれば、原価0円で日本を再生できると提言した共著「里山資本主義」は、2014年の「新書大賞」を受賞しています。講演では耕作放棄地や山林など里山の資源を活用して産業や雇用を創出する持続的な地域経済活性化の仕組みを紹介しました。講演は、岡山県異業種交流プラザ協議会などが主催したセミナーの一環で、県内の中小企業の経営者など120人が出席しました。セミナーでは座談会も行われ、真庭市で里山資本主義を実践している元気企業の経営者をパネリストに迎え、「国際化時代における地域のあり方」をテーマに話しました。倉敷ケーブルテレビでは講演と座談会の模様は全て収録していて、KCT11chで10月4日と5日の午前10時半から放送します。




