21日~30日まで、秋の交通安全運動が展開されています。倉敷市の水島公民館では、死亡事故が増えているお年寄りへの意識啓発を目的に、交通安全講習会が開かれました。
高齢者交通安全講習会は、水島交通安全協会が主催して毎年この時期に開催しています。講習に先立ち、主催者の桐野宏司副会長が、強い意識を持つよう呼びかけました。続いて、水島警察署の職員が、高齢者に理解してほしい「まみむめも」の交通安全について説明しました。「待つ」「見る」「無理しない」「目立つ服装」そして、年を重ねるごとに衰える身体機能を「もっと知る」ことを呼びかけました。岡山県内の交通死亡事故は、22日までに68人、高齢者の割合は61%を占めています。水島警察署管内でも死亡事故5件のうち4件で高齢者が絡んでいて、増加傾向にあるそうです。講習会ではこのほか、JA共済が提唱するレインボー体操を実践し、参加した150人の高齢者は、血液の循環を良くしていました。




