玉野市の和田幼稚園は不審者が園内に侵入したとの想定で避難訓練を行いました。
訓練は不審者が園庭に入って園児を探して歩いているという想定で始まりました。不審者を発見した幼稚園の先生が不審者に近づき何をしにきたのか話をしながら、他の先生が幼稚園内にいる園児を避難誘導させました。和田幼稚園ではこうした訓練を年に2回行っています。今回は今年最初の訓練で、3歳児から5歳児までの58人が先生の誘導のもと遊戯室まで避難しました。和田幼稚園では園児への被害を出さないために不審者へ刺激を与えない工夫として先生と園児だけにわかる不審者対策のキーワードを設けています。訓練でも園児たちがキーワードを理解し落ち着いて行動していました。今回の訓練は玉野警察署のスクールサポーターも参加し、先生方にサスマタの使い方を教えたり、ナイフの交わし方などを教えていました。また、園児たちは訓練のあとに知らない人についていかない知らない人の車に乗らないなど防犯標語の「いかのおすし」についておさらいして自分の命の守り方を再確認していました。




