5月に玉島の沙美海岸で行われた子どもたちによる絵画イベント「沙美アートフェスト」の作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
会場では、沙美アートフェストに参加した岡山県内の小中学生53組225人が手掛けた作品が披露されています。沙美アートフェストは、3人から5人程度でグループをつくり、150cm四方のキャンバスに4時間程度でテーマに沿った絵を、自由にのびのびと描いていくイベントです。今年のテーマは「キミの夢、キミの未来」。グランプリに輝いたのは「えのぐ探検隊」チームの作品です。青空の中を飛行機が気持ちよく飛んでいる様子が描かれています。想像力だけでなく、イメージしたものを絵に表現する力が、高く評価されました。このほかにも、絵具を垂らしたり散らしたりする「ドリッピング」という技法を用いた抽象的な作品など、子どもたちの豊かな想像力が詰まった絵画が並んでいます。10回目の今年でいったん幕を閉じる「沙美アートフェスト」の作品展は、7日まで開かれています。




