倉敷にゆかりのある20代のガラス作家による作品展が、倉敷アイビースクエア愛美工房で開かれています。
会場には倉敷出身や倉敷の大学を卒業または在学している20代のガラス作家13人が手掛けた200点以上の作品が並んでいます。美咲町のガラス作家平井睦美さんは、表面に付けた黒いガラスを砂を吹きつけてはがす「サンドブラスト」という技法で模様を描いています。高倉縁さんは、ガラス細工の金魚やフグの形をした器など、ユーモアあふれる作品を披露しています。現役学生も出品していて、倉敷芸術科学大学の元島千晶さんは、細長いガラス棒を組み合わせて溶かした造形作品を展示。内田瑛子さんは、見る角度によってガラスの中に入った和紙が消えるというユニークな作品を手掛けました。このほかにも、ガラス作家と新進気鋭の学生の個性が光る作品が披露されています。この作品展は10日まで開かれています。




