水島海上保安部などは10日までの船の居眠り運航防止運動に合わせて啓発活動を行いました。
啓発活動には水島海保と海事事務所の職員7人があたり、水島港に荷物の積み下ろしのため停泊している船に乗り込み指導を行いました。
気候が寒くなってくると窓を閉め切り暖房することが多くなり居眠りにつながりやすく秋から春にかけて居眠りによる海難が増加する傾向があります。
職員は船長に対して過労や睡眠不足などによる居眠りが起きないためにも無理のない運航計画をするよう呼びかけました。
水島海保の管内での居眠りによる事故は今年は発生していませんが、去年は船同士の衝突と座礁の2件が発生しています。
【インタビュー】◆ 水島海上保安部 加納泰正さん
水島海上保安部では船の運航会社に対しても過密なスケジュールを組まないなど事故の未然防止を呼びかけることにしています。




