8月30日から9月5日までの防災週間に合わせて倉敷市の葦高学区は岡山県と連携して防災訓練を行いました。
訓練には葦高小学校区の笹沖・堀南・吉岡・浦田の4地区を中心におよそ600人が参加しました。
葦高学区コミュニテイ協議会は去年から防災訓練をはじめ、今年は岡山県と連携して訓練を行いました。
まずは、初期消火訓練として地区別対抗で、子どもたちがバケツリレーに挑戦しました。70リットル入る大きなポリバケツに、バケツリレーで水を移し中に入っているビーチボールを落としたチームの勝ちです。子どもたちは協力しながら重たいバケツを手渡し、水を運びました。また、練習用の水の入った消火器を使った訓練も行われ、炎の先を狙わず、火元を水で掃くように使うコツなども指導されていました。体育館横での炊き出し訓練では、アルファ米と呼ばれる水や熱湯を入れるだけで食べられるごはんの試食やビニール袋にお米と調味料をいれて茹でて作るごはんも紹介されていました。
体育館では、倉敷市危機管理室職員による南海トラフ大地震の被害予測や各家庭での備えについて説明があったほか、倉敷災害ボランティア協会のメンバーが実際に準備している避難持ち出し袋の展示なども行われました。




