知的障がい者の社会での自立や今後の課題について協議する「手をつなぐ育成会」の県大会が総社市で開催されました。
はじめに総社市の小学生から高校生の障がい者とその仲間たちで結成した「おにっこ太鼓」が演奏を披露し、開催を祝いました。
大会には県内の知的障がい者やその家族、関係者などおよそ870人が参加しました。
岡山県手をつなぐ育成会の徳田公裕会長は挨拶の中で障がい者にとって安心安全で生きがいのある生活の実現を出席者に協力を求めました。
大会は障がい者の家族や関係者などが障がい者の生活を支える取り組みなどを協議し、シンポジウムでは「知的障がい者や発達障がいのある人たちのライフステージを支える総社の取り組み」をテーマに話し合いが行われました。
また、障がい者自身が市内を見学したり、悩みの共有を図って交流を深めました。
この大会は昭和52年に初めて総社市で開催され毎年県内持ち回りで行われています。
総社市での開催は今回で4回目です。
開会式後の講演会では総社市の片岡聡一市長が「障がい者千人雇用」とテーマに講演を行い総社市の障がい者に対する取り組みを説明していました。




