地元の良さを知って多くの人たちに発信してもらうという取り組み、「倉敷子ども観光大使in下津井」が倉敷市下津井のカフェギャラリーでんでんを会場に行われ、小学生たちが涼を感じさせる食べ物づくりに挑戦しました。
その食べ物とは「ところてん」です。倉敷子ども観光大使in下津井は小学校や中学校の先生でつくる団体・TOSSと地元住民が実行委員会を立ち上げて開催しました。子ども観光大使としての取り組みは全国的に行われていて、倉敷では初の試みです。今回は15人の小学生が参加し、ところてんづくりに挑戦しました。指導役は下津井でところてんの製造・販売をしている余傳吉恵さんです。今回は瀬戸内で採れたテングサから加工していきます。ところてんの材料となるテングサを水で洗ってゴミを落とし煮込んで酢を加えてできたものを濾して冷やして完成となります。洗ったテングサを鍋に移し、強火で煮込むこと30分。さらに酢を加えて10分ほど。ところてんのもとになる液体が完成しました。あとは、形に入れて冷ませばおいしいところてんの完成です。子ども観光大使は地元の良さを知ってもらう取り組みです。そこで、ところてんを冷ましている間に下津井の街を散策しました。のきに自生しているツメレンゲの他様々なものを30分の散策で見つけました。散策から帰ると冷たいところてんが完成していました。専用の道具で固まったところてんを押し出しいただきます。瀬戸内の味覚。
子ども達は、様々感じたようです。なお、倉敷子ども観光大使は今後も計画されていて今年は児島を中心に瀬戸大橋学習や藍染体験教室などを予定しています。




