倉敷市の防災士育成講座が23日、24日の2日間開かれ、地域の防災リーダーを目指す51人が防災士の資格取得に挑みました。
倉敷市が主催する防災士育成講座は今年2回目で、市内在住の20代から70代までの51人が受講しました。2日間にわたる講座では、地震が起こる仕組みや、気象に関する知識、災害復旧支援活動などについて、専門家が講義しました。このうち、災害図上訓練では、ある町の地図を用意して、被害想定や災害時の対応を考えていきました。倉敷市では、地域の防災リーダー育成を目的に講座を主催していて、1人あたり6万920円かかる受講料の9割を、市が負担しています。すべての講座を受講した参加者は、資格取得のための試験に挑戦しました。なお去年は、受講者61人全員が試験に合格し、防災士の資格を得ています。




