先月倉敷市で発生した女児監禁事件を受けて、総社市では11日、安全対策を強化するため、緊急の対策会議と青色防犯パトロール車の出発式が行われました。
会議には総社市の関係者をはじめ警察署、防犯のボランティア団体などおよそ150人が出席しました。片岡聡一総社市長と三村仁志総社署長は市と警察署がすばやく連携して青色パトロールカーを増やし、活動を強化することができたことを報告するとともに、見守りの協力を呼びかけました。会議では総社市の安全対策をはじめ学校現場や警察などそれぞれの立場での取り組みを報告しました。
総社警察署生活安全課の西川智子課長は「子どもが帰ってこないとか、いつもと違う状況があれば躊躇せず、連絡してほしい。待っている間に事件が進んでしまうこともある」と説明しました。会議の後には、市役所玄関前で青色防犯パトロール隊の出発式も行われ、3台から10台に増やした青色回転灯を装備した公用車と地域の防犯ボランティアの車が早速、市内のパトロールに出かけました。総社市ではパトロールに従事するための講習を受けた職員をこれまでの14人から103人に増やしています。総社市では青色パトロールカーを増やし、活動を強化することで犯罪の抑止につなげたい考えです。




