師走に入って一週間、総社の赤木さん宅では、新年用のお飾り作りが大詰めを迎えています。
メガネ型のお飾り作りに追われているのは、総社市美袋の赤木勇さん84歳です。赤木さんは、総社市シルバー人材センターで長く活動している会員です。毎年、シルバー人材センターが、歳末の日曜朝市で販売するお飾りを作るために腕をふるっています。総社市種井出身の赤木さんは、子どもの頃から覚えた縄をなう技術を活かし、正月用のお飾り作りの第一人者として活躍しています。特に、丁寧な仕事で形の美しいお飾りを作ると定評があり、お飾りだけでなく、神社などで使うしめ縄の注文もあります。また、赤木さんを講師に迎えて作り方を教わるお飾り作り教室も毎年、師走に開かれています。赤木さんは、毎年、11月からお飾り作りに取り掛かり12月20日頃に完成品を納めるそうです。今年も、100個におよぶお飾りがほぼ出来上がり仕上げ作業に追われています。




