7月に倉敷市の小学女子児童が連れ去れた事件を受けて、児島警察署管内の学校や地域のボランティア団体が集まり、防犯に向けての会議を開きました。
会議には児島警察署管内の警察や小学校、自主パトロール隊などが参加しました。はじめに児島警察署の浜辺良雄署長が「同様の事件が児島で発生しないとは限らない。相互の連携を深め安心・安全な地域づくりを目指しましょう」とあいさつしました。
つづいて児島署管内の不審者情報などについての現状が報告されました。
児島署管内での声掛けやつきまといなどの不審者情報は今年に入ってから7月までに24件の報告が入っています。
下校時間となる午後3時から6時の間の路上での発生が最も多いということです。
今回の女児監禁事件でも地域の人の目撃情報などが逮捕の決め手となったことから通学路見回りを強化し不審な行動や車などを見つけたら通報してほしいと呼びかけました。
また味野小学校の阿部弘文校長は「下校時には複数で帰ることや帰ってから遊びに出るときには必ず保護者にどこに行くかなどを伝えるようにすること」を強く指導していることなどを話し防犯に対する相互の連携を図りました。




