大原美術館では毎年恒例の年末大掃除が行われ、名画が迎春準備を終えました。
大掃除には美術館職員55人が参加し、展示作品80点にたまった1年間のほこりを取り払いました。エル・グレコの「受胎告知」などの貴重な名画を扱う作業は特に慎重に進められます。床にはクッションをひき、布や柔らかいハケで丁寧にほこりを取り除いていきました。本館の掃除が終わった後は、分館や児島虎次郎記念館でも行い迎春準備を進める予定です。大原美術館の今年のこれまでの入館者はおよそ35万人です。年末は27日まで営業し、元日は本館のみ午前9時から開館します。1月2日からは、本館のほか分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館は、通常通り開館する予定です。




