倉敷工業高校ファッション技術科の生徒が、手作りの羊毛作品を市内の老人福祉施設へ寄贈しました。
倉工ファッション技術科の3年生7人が訪れたのは、倉敷市児島の特別養護老人ホーム「倉敷シルバーセンター」です。7人は手織実習で制作した羊毛のひざ掛4枚とマフラー3枚を入所者に贈りました。ひざ掛けなどに使った毛糸は、倉敷シルバーセンターで飼育している2頭の羊から刈り取ったものです。生徒たちは刈り取りから染色、織り上げまで半年かけて取り組んで、色鮮やかな作品に仕上げました。高校生からマフラーとひざ掛けをプレゼントしてもらった入所者は、「大事に使わせていただきます」と喜んでいました。倉工ファッション技術科では、4年前から倉敷シルバーセンターと倉敷藤戸荘の2つの福祉施設に羊毛の手織り作品を寄贈していて、その活動が評価され、今年度ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞青少年の部を受賞しています。




