倉敷市児島地区の中学生を対象にした救命講習会が、中山体育館で開かれました。
中学生を対象にした普通救命講習会は、人を思いやる気持ちを実践してほしいという願いを込めて、児島地区青少年を育てる会が10年前から毎年開いています。今年は児島地区の5校から1年生250人が参加しました。市内の消防署員が指導し、最初に出血した時や、物をのどに詰まらせた時の対処法を学びました。続いて、グループに分かれて実技を行いました。心肺停止を想定して、気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫という救命措置の動作を、アドバイスを受けながら行いました。心肺停止した場合、脳への影響が4分後に出ること、救急車が駆けつけるまで平均7分要することを想定していかに手際よく確実に行うかがポイントです。AED=自動体外式除細動器を使った心肺蘇生法も学び、参加した中学生は、いざという時に役立てようと、真剣に取り組んでいました。




