現代アートの甲子園といわれる全国高校生現代アートビエンナーレ展が5日から開幕し、入賞者表彰式が行われました。
全国の高校生から公募するこの展覧会は、倉敷芸術科学大学が2年に一度開催しているものです。5回目の今年は、全国15道府県から397点の応募があり審査の結果、18点が入賞82点が入選しました。最優秀賞の大賞には、岡山工業高校2年の鎌田悠くんの作品『進化の真価』が選ばれました。表彰式では、大賞をはじめ、倉敷市長賞の明誠学院高校2年長門詩織さんや佳作賞の総社南高校2年野田ゆり華さんなど18人の受賞者一人ひとりに表彰状と賞金が贈られました。野田さんの作品「情報調達」は、大原美術館賞にも選ばれています。若き才能の発掘と芸術家の育成を目的とする全国高校生現代アートビエンナーレ展。今年は、入賞・入選合わせて100点を展示して23日(水)まで児島虎次郎記念館で開かれます。




