日本とベトナムの交流を目指す、「日越・絆フォーラム」の4回目が開かれ、ベトナム人留学生支援のためのチャリティイベントが繰り広げられました。
外国人留学生が日本語を学ぶ倉敷外語学院の留学生援護会が主催する第4回「日越・絆フォーラム」は、くらしき健康福祉プラザで開かれました。元ベトナム大使の阿曽村邦昭さんによる講演のあと「日越・絆の夕べ」と題してチャリティ文化交流イベントが行われました。はじめに、倉敷市玉島出身の筝曲演奏家「山路みほ」さんとロシア人の尺八奏者「パヴェル」さんとのアンサンブルが披露されました。続いて、ベトナム人で津山市在住の演奏家三船ヴァンさんによるベトナムの琴・ダンチャインの演奏が行われました。ベトナムの民族楽器ダンチャインは、16弦の琴で、日本の箏・十三絃よりも小さく素朴な音色がします。ベトナムの民族衣装の「アオザイ」と「カンドン」呼ばれる帽子をまとった三船ヴァンさんは、「美しい昔」というベトナムの曲などを演奏し、ベトナムの民族音楽の一端を紹介しました。訪れた人たちは、日本とベトナムの琴奏者による競演を通じて両国の文化への理解を深めていました。




