ディスカウントスーパー経営の大黒天物産が、総社市中原に建設する生産物流センターの地鎮祭を行いました。
地鎮祭には、大黒天物産をはじめ、総社市や建設業者など、あわせて25人が出席し、工事の安全を祈願しました。新しい生産物流センターは、ユニチカと総社市から購入したおよそ7万3千平方㍍の土地に建設されます。建物は鉄骨平屋建てで、生産施設部分は1万6307㎡、物流施設部分は2万2068㎡の規模で整備されます。加工食品や生鮮食品を中心に扱い、従業員は260人の新規雇用を含めて314人を想定し、24時間操業の体制を組みます。投資額は、用地費を含めておよそ80億円で、来年10月の操業開始を目指します。大黒天物産の大賀昭司社長は「流通業界において日本初の要素を盛り込んで整備する。どんなことがあっても成功させたい」とあいさつ。この土地に企業誘致を積極的に行ってきた片岡聡一総社市長は、税収増や雇用拡大に大きな期待を寄せました。ユニチカの工場跡地では、すでにシノブフーズが新工場を稼働していて、チルドデザートのモンテールも、年内に新工場を竣工する予定です。




