倉敷市農林水産課の係長が盗撮容疑で警察に逮捕された事件を受け、倉敷市は幹部職員を集めて緊急の会議を開き、再発防止策について話し合いました。
幹部会議には20人が出席し、相次いだ盗撮による逮捕を受け、綱紀粛正の徹底を申し合わせるとともに、再発防止策について意見を交わしました。倉敷市などによると、逮捕された職員は今月19日午後、大阪市の水族館で8歳の女の子のスカートの下に、小型カメラを仕込んだ靴を差し入れた疑いが持たれています。倉敷市では、5月に47歳の職員が美観地区で盗撮をしたとして逮捕されたのを受け、職員へのコンプライアンス研修を行ったばかりです。また、中庄小学校の5年生女子児童が無事保護された同じ日に発生した不祥事でもあり、伊東市長は遺憾の意を示したうえで「市民に心からお詫び申し上げます」と頭を下げました。会議では、各部局内でのマニュアル作成や部下への声掛けの徹底など、再発防止策について意見が交わされたということです。




