総社市昭和地区の住民や東日本大震災後岡山県に移住してきた人などが協力して、県外からの定住促進に繋げるプログラムを行っています。そのプログラムの一つとして、昭和地区のお年寄りを取り上げたドキュメンタリー映画の撮影が始まりました。
映画づくりは、県の補助金をもとに活動している「昭和暮らしプロジェクト」の一環で行われました。昭和地区で子育て支援をする「あそびのきちおひさま」や震災後に移住した人たちでつくる「おかげデザイン」などが協力して地元のお年寄りのインタビューを中心に地域の暮らしぶりが伝わる短編映画を作ります。映画づくりには、市内の小中学生12人が参加し、2011年に総社を舞台に撮影された自主映画で監督を務めた岸本景子さんなどが指導をしました。4人ずつのグループに分かれて、撮影の練習をしたあと水内・宇山・槻に住むお年寄りをそれぞれ訪ねました。水内地区の井口美敏さん宅を訪ねたグループでは、質問内容を確認したあと、カメラ撮影する人・インタビューする人・マイクを持って音声確認する人・答えた内容をメモする人に分かれ撮影をしました。子どもたちは、昔の暮らしについてや今の暮らしとの違いなど質問を投げかけ撮影を進めていました。
【インタビュー】子どもたちは
撮影した映像は、8月に子どもたちが編集をし、9月には昭和地区の分館で上映会をする予定です。




