水島の夏の夜を彩る七夕かざりの製作が進んでいます。
水島港まつりを半月後に控え、製作に熱の入っている２つの団体を紹介します。
通所介護施設「まんようの里」の参加は、今年３年目です。七夕の題材は、毎年決まっています。今年は、施設利用者と職員が協力して２月から七夕を作っています。直径６０センチの円の中に可愛らしい七福神が、丸めた紙や重ねたフェルトなどでカラフルに描かれています。職員が下準備した材料を丸めたり、貼ったりと手先を使う作業は、リハビリの一環です。この日は、七夕に吹き流しを取り付ける仕上げ作業です。およそ１時間かけて、吹き流しが取り付けられました。
水島の老舗和菓子店「清正堂」の濱野和則さんと母親の笑子さんです。３代目の和則さんは、「アナと雪の女王」でアナと一緒に冒険をする雪だるまのオラフをモチーフにしました。段ボールなどを組み立てて立体的な七夕にしています。一方、母親の笑子さんは、子ども達に人気のアンパンマンと仲間たちをペンキで描いています。親子２世代がそれぞれ別々の作品を作るのには、特別の思いがあるからです。
水島港まつり七夕飾りは、８月２日と３日水島商店街を会場に開かれます。
今年も美しい七夕が水島の夜空を彩りそうです。
