海や川で遊ぶ機会が増える夏休みを前に、水島海上保安部は、倉敷市立連島北小学校で、水の事故に備え「着衣泳」を学ぶ出前講座を開きました。
服を着たまま水に入る「着衣泳」の出前講座は、子どもたちを水の事故から守ろうと水島海上保安部が主催して毎年この時期に開いているものです。連島北小学校の全校児童88人は、低学年と高学年に分かれて誤って水の中に落ちた時、どのようにすればいいか対処法を学びました。海上保安官から仰向けになって両手を広げると楽に水面に浮かぶことが出来ることを教わると児童たちは、服を着たままプールに入り、泳がなくても水に浮いたままの状態が保てることを練習しました。また、ペットボトルが浮き輪代わりになり長時間浮かんでいられることも体験しました。出前講座では、ランドセルが浮き輪代わりになる体験や救命胴衣の着用体験も行われ子どもたちは、万が一おぼれた際には、焦らず落ち着いて救助を待つ体勢をとることの大切さを学んだほか、水の事故に遭わないよう楽しい夏休みを過ごすことを約束しました。
【インタビュー】水島海上保安部・山本隆将警備救難課長




