総社市岡谷(おかだに)のふくろう美術館では、植物の根を苔玉で包んだミニ盆栽の展示会「癒しの苔玉展」が開かれています。
福が籠る縁起のよい鳥とされる梟のグッズ専門店ふくろう美術館では、毎月、9日から15日までは、作家によるさまざまな企画展が開かれています。7月は「癒しの苔玉展」として、ふくろう美術館館長の生田初子さんが手作りした苔玉作品40点あまりが展示販売されています。苔玉は、盆栽に用いられる手法のひとつで、植物の根をケト土(けとつち)で球のかたちに包み、その周りにスギゴケやミズゴケなどの苔植物を張りつけて糸で固定したものです。今回、ふくろう美術館の生田館長が手掛けたものは、庭先のクローバーをはじめ、銀杏の実や、ドングリから芽吹いたイチョウ、ケヤキ、モミジ、マツ、ウメ、といった小さな苗木。ギボウシやナデシコなどの山野草。ツメレンゲや子宝草などの多肉植物などで野趣に富んだ苔玉に仕立てられています。「癒しの苔玉展」は、7月15日まで総社市岡谷のふくろう美術館で開かれます。
【インタビュー】ふくろう美術館・生田初子館長




