64回目となる社会を明るくする運動玉野地区推進大会が玉野市のすこやかセンターで開かれ、犯罪や非行のない社会の実現について考えました。
社会を明るくする運動玉野地区推進大会には学校関係者や玉野市内の自治会の代表などおよそ180人が集まりました。推進委員長を務める玉野市の黒田晋市長は「会話を通じてのコミュニケーションが欠落しかけているのでまずは、家庭でしっかりと話をしてほしい」と市長自身の経験も交えて挨拶しました。続いて、玉野市のスクールカウンセラーで教育サポートセンター教育支援室の進賀友一室長がいじめについて講演しました。進賀さんは平成19年からいじめの定義が変わり認知件数が増加したこと、インターネットを使った手口が陰湿化していることなど、現状について説明しました。また、こうしたいじめは発見が困難で問題が長期化することが多いので対応も重要だが予防に力を入れることが大切であるとしました。参加者は学校や地域での子育ての参考にしようと真剣に話を聞いていました。なお、社会を明るくする運動に関連して今月6日に市内のスーパーで街頭広報活動を行う予定です。




