倉敷工業高校と岡山聾学校が協力して小物製品を作ることになり、その準備として一緒に糸つむぎを体験しました。
倉敷工業高校を訪れたのは、岡山聾学校被服科の生徒3人です。3人は、糸つむぎ機の前に座り、倉工ファッション技術科の2年生に教えてもらいながら羊毛を少しずつ引っ張って紡いでいきました。倉工のファッション技術科では、授業の一環で羊の毛刈りから糸つむぎ、手織りを学んでいてこの日使った鮮やかな黄色の羊毛も、5月に刈り取った毛を天然染料で染めたものです。聾学校の被服科では、手織りの手法の一つ「さおり織り」に取り組んでいて、これまでに井原デニムと協力しカバンを制作しています。2校は、去年末に開かれた専門高校の学習成果を発表する場で互いの取り組みを知り、商品の共同製作を計画しました。
【インタビュー】
岡山聾学校の生徒は
倉敷工業高校の生徒は
8月には、この日紡いだ糸を聾学校で取り組んでいる「さおり織り」に織り込み、倉工ブランドのデニムとコラボレーションした商品を作る予定です。




