倉敷市内の公立小中学校にエアコン設置を検討する一環で、きょう(1日)から教室内の温度測定がはじまりました。
教室の温度計測は、倉敷市教育委員会が指定した小学校12校と中学校8校で行われました。倉敷南小学校では、2年生と6年生の2つの教室で、午前10時ごろと午後2時ごろの2回、計測します。初日の朝は、晴れて気温が上がり、いずれの教室も28℃をこえました。倉敷市の公立学校におけるエアコン設置状況(4月現在)は、普通教室が118室と、全体(1622室)の7・3%にとどまっています。ここ数年の猛暑でエアコンの設置要望が相次いでいますが、全校全教室への設置に32億円かかることから、市の教育委員会は慎重な姿勢を崩していません。温度測定は夏休みを除いて9月19日まで行い、その結果を今後設ける「エアコン設置検討委員会」での参考資料にする方針です。




