倉敷市在住で沖縄出身の島唄歌手、玉城貞子さんが主宰する沖縄音楽研究会が初となる発表会をライフパーク倉敷で開きました。
7年前に沖縄音楽教室としてスタートした研究会は現在、毎週水曜日と土曜日に倉敷労働会館で練習を重ね、今回初めて発表会を開きました。中学2年生から80歳代までの40人の生徒が玉城さんの指導の下で沖縄の唄や三線を習得しています。会場にはおよそ400人が訪れ、リズムをとりながら、島唄と三線の音色に聞き入っていました教室生全員で演奏した「てぃんさぐぬ花」はホウセンカの花のことです。沖縄では、厄除けのためにホウセンカの花で爪を染めることがありますが、この歌には爪を染めるのではなく、親の言うことで心を染めなさい、という教訓の意味が込められています。このほか、お祝いの唄や恋の唄などおよそ20曲が踊りも交えて披露され、観客も手拍子をしたり歌ったりしながら琉球の風を感じていました。




