倉敷翠松高校で来年卒業予定の中学生を対象にしたオープンスクールが開かれました。
倉敷翠松高校では、進学を希望する中学生に早く高校生活への関心を持ってもらおうと、この時期からオープンスクールを行っています。今回は、午前と午後の2部に分けて、倉敷市内外の中学生500人と保護者あわせて600人が参加しました。最初に体育館で、高月賢太郎校長が、4つの学科の魅力や、入学金免除など得する入試情報を紹介し、「翠松高校でさまざまなワクワクを見つけてほしい」と呼びかけました。倉敷翠松高校では体験型イベントを中心に企画していて、各学科の魅力に触れることができます。生活科学科服飾コースでは、リボンを使ったストラップづくりコーナーを展開。在校生がアドバイスしながら、オリジナルの一本を仕上げていきました。こちらは、商業科情報コースの体験コーナーです。パソコンを使って、うちわのデザインを作ります。市販されているステッカーに印刷すれば、あっという間に完成です。普通科では、数学の勉強です。難しい数式が並ぶ問題に、参加者は真剣な表情で取り組んでいます。看護科では、学年ごとの実習内容を紹介するパネルや看護器具の名前を当てるコーナーなどが設けられ、在校生が看護科の魅力を伝えていました。中庭前のピロティでは、部活動の紹介が行われました。和太鼓部や合唱部、ダンス部が華麗なパフォーマンスを披露。マーチング国際大会に出場した吹奏楽部も力強い演奏で、中学生の心を釘付けにしていました。このほか、昭和45年から全国に先駆けて授業科目に取り入れている茶道の体験コーナーもあり、中学生たちは慣れない手つきで、茶の湯を楽しんでいました。倉敷翠松高校では、8月、10月、11月にもオープンスクールを開催する予定です。




