KCT・倉敷ケーブルテレビの筆頭株主が、静岡県内の総合情報通信会社「株式会社ビック東海」に変わることになりました。
新しく筆頭株主になるのは、静岡県静岡市に本社を置く、「株式会社ビック東海」で、前の筆頭株主、「株式会社ぎょうせい」からの譲渡によるものです。KCTが発行する8000株の50%、4000株を取得することが決まりました。ビック東海は、静岡、千葉、神奈川、埼玉を中心にケーブルテレビ事業を営むほか、関東から近畿にかけて通信サービスを行っている総合情報通信会社です。倉敷市政記者クラブで、きょう(11/27)、ビック東海の早川博己代表取締役社長が、今後の事業展開について会見しました。KCTの株式構成は、ビック東海の50%に続き、長野県諏訪市のケーブルテレビ、エルシーブイ株式会社が48・38%、倉敷市が1・13%、玉野市と総社市がそれぞれ0・25%となります。このうち、エルシーブイについても、同様にビック東海が株を取得し、筆頭株主になることが決まっています。KCTの新しい社長には、ビック東海の高田稚彦常務取締役が就任するほか、役員1人が常勤することになり、現在の坂本万明社長は副社長となります。




