倉敷市の亀島山花と緑の丘公園に植えられている、鹿児島県沖永良部島特産のエラブユリが見ごろを迎え、倉敷市在住で沖永良部島出身の人たちが集まり可憐な花を愛でました。
倉敷市亀島にある亀島山花と緑の丘公園中ほどに作られている花壇にはエラブユリがおよそ300株植えられており、真っ白なラッパ状の花が今年も10日くらいから咲き始めました。このユリは21年前に、沖永良部島から提供された球根を岡山県在住の沖永良部島出身者で作る岡山沖洲会が植え付けや草取りなどをして毎年手入れしています。今年も開花前からほぼ毎日ユリが倒れないよう、支柱をたてたり、肥料をやったりと丹精してきました。この日集まったおよそ50人はエラブユリの花壇前で蛇味線の演奏にあわせて歌ったり、踊ったりしてふるさと沖永良部島を懐かしんでいました。エラブユリは一本に30個ほどの花をつけ、ほのかに甘い香りがします。あと1週間ほどは美しい花が楽しめそうです。




